【第6回】ビットコインはインフレに強い

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前回の講座では、
計算問題を解き、承認作業をした人が、
25BTCを受け取れる、、、
という話を書きました。


今回はこの25BTCという報酬の値が、
どのように決まっているのか?
という話をしたいと思います。


まずこの報酬なのですが、


もともと送金の度に、
全ユーザーが承認作業を行うのは、
非効率なので、


抽選会(計算問題)を行い、
問題を解いた人が、報酬を受け取れる
という仕組みでした。


この承認作業を行った人は、
報酬を受け取れるわけですが、


これは同時に、
ビットコインの新規発行を意味します。


誰かからビットコインを受取るわけではなく、
承認作業を行った人は、
どこからともなくやってきたビットコインを
+25BTC受け取れるわけですから、


この世界に新たなビットコインが
生まれた事になるのです。


「新規発行」という意味合い。


非常に重要です。


少し歴史や経済の事を
思い出しましょう。


ご存知の通り、お金や紙幣というのものは、
無尽蔵に刷ることができれば、
インフレーションというものを起こします。


過去の日本でも、
戦争でお金が足りないという事で、
紙幣を刷りまくってハイパーインフレを起こしました。
(70年前の話ですよ!)


ドイツでも、第一次世界大戦に敗れた後、
資金が底を尽き、紙幣を刷りまくり、
ハイパーインフレを起こしました。


通貨というものは、
発行をコントロールせずに、
無尽蔵に刷られていくと、
価値が失われるものです。


現在も日銀の黒田総裁が、
異次元金融緩和という事で、
日本円を市中に流し続けていますが、


日本だけでなく、
ほぼ全ての先進国で、
お金を大量に刷るという事が
行われています。


話をビットコインに戻しますが、
ビットコインの創始者というのは、
この「通貨のインフレ」という事を極端に嫌い、


ビットコインは
「インフレさせない」という思想をもとに、
作られています。


現在、計算問題を解いた人は、
25BTCの報酬を貰える
という話を書きました。


実は、
ビットコインが立ち上がった2009年は、
50BTCの報酬が貰えていました。


報酬の金額は約4年に1回。
半減するように設計されているのです。


ですから、
報酬の金額は、


2009年〜2012年: 50BTC
2013年〜2016年: 25BTC
2017年〜2020年: 12.5BTC
2021年〜2024年: 6.25BTC


という風に徐々に減少していきます。


報酬の額がほぼ0と同じ価値になる
2140年まで、約4年置きに半額。。。
という設計で、


合計で2100万枚の
ビットコインが発行されます。


今の政府がコントロールしている
現実の通貨とは異なり、


あらかじめ供給をコントロールし、
誰にもさわれないように固定し、
供給が減っていく仕組み、、、


発行量があらかじめ固定されているので、
インフレにはなりにくいでしょう。


供給が固定され、


今後ビットコインが浸透し、
ビットコインに対する需要が増加すれば?


供給は一定で需要が伸びるので、
ビットコインの価格は上昇しますね^^


承認作業(マイニング)の報酬というのは、
このような考え方で、設計されているのです。


供給が固定されているのは、
ビットコインの1つの魅力ですね!


なお、以下、余力のある方向けのお話です。。


約4年に1回価格が半減すると書きましたが、


実際は、
21万ブロックの承認が終わるごとに、
価格が半減する
というのがより正しい表現です。


21万回計算問題が解かれる という事です。


1問が約10分で解けるように調整されているので、
21万×10分 = 4年という計算です。


実際は問題が解かれる速度にブレがあるので、
“約”4年という話になるんです。


少しこの話はマニアックですね。


次回は最終回ということで、
「ビットコインにはおつりがある!」
というお話。


ということで、


次回もまた
一歩ずつ前に踏み出していきましょう^^

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