【第3回】複数の取引を一括で承認する

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さて、今回からいよいよ
ビットコインの仕組みを深堀りしていきます。


前回、マイニングの復習をしました。


思い出して頂いたいのですが、
マイニングというのは、

ーーーーーーーー
送金の際に、
全員で帳簿をチェックするのは非効率なので、


帳簿をチェックして送金を承認する人を
抽選(計算問題)で選び、
最初に計算問題を解いた人が、
承認作業を行う。
ーーーーーーーー


という話でした。


承認作業はタダ働きではなくて、
作業をした人に、25BTC(ビットコイン)が
報酬として与えられる
という事もお話しましたね^^


さて、、、この仕組み。


上記の説明通りに考えていくと、
まだ極めて非効率な話が残っています。


1回の送金ごとに、
この承認作業を行っていたら
非常に非効率だと思いませんか???


全世界で数千万人単位のユーザーがいる
ビットコイン。


ビットコインは、
まだまだ発展途上ですが、
最大で7送金/秒の送金があるようです。


参考ですが、
クレジットカードのVISAカード。


VISAの決済システムは、
2000送金/秒の決済になります。


ビットコインが、
さらなる発展を遂げた時、


例えばVISAクラスの
決済システムに成長した時に、


毎秒2000回の送金に対して、
毎秒2000回計算問題を出題して、
それぞれの承認者を決めて、
承認作業を行う・・・


というのは、
極めて馬鹿らしい仕組みではないでしょうか?


早すぎて意味分からないですし、
そもそも不可能です。
(毎秒2000人承認者を選ぶ
 という行為は、無意味ですね、、、)


毎秒7回の現時点でも
コンピュータの限界を越えており、
不可能です。


それでは、
実際はどのような仕組みを
取っているのでしょうか?


結論から言いますと、
だいたい10分間に発生した送金を
1まとまりにして、一括で承認作業をしています。


10分間に1回、
承認する人を抽選(計算問題)で選び、


10分間に発生した全ての送金処理を、
手元の帳簿と照らし合わせて、
チェックさせているわけです。


ちなみにこの10分間に1回の
一括で承認処理する送金のまとまりを
「ブロック」という単位で管理しています。


ここで一度、上記の話を整理しましょう。


つまりはこういう事です。


1)前の承認者の承認作業が終わる

2)新しい計算問題が出題される

3)新しい計算問題が解かれる

4)承認作業を行う


という流れで、承認作業は動いています。


計算問題は約10分で
解かれるように調整されています。


そのため、上記でいう2〜3は
10分程度の時間を要します。


みんなが計算問題を解いている間にも、
送金というのは、7回/秒で発生していますが、


計算問題を解いている途中で、
誰も承認する人がいないため、


送金は行われるが、
「未承認」という状態で
宙に浮いています。


計算を解く10分間の間に、
「未承認」の送金が貯まっていき、


そして、計算問題を解いた人が、
全ての「未承認」の取引を
手元の帳簿と照らしあわせて、
「承認」するわけです。


だいたいこのような流れになっています。


いかがでしょうか?


ちょっと言葉にすると複雑ですが、
仕組み自体は難しくなく、
話をまとめますと、


・約10分に1回承認作業を行う。
・10分間に発生した送金を1まとまりにして、
 計算問題を解いた人が承認する
・上記の送金の1まとまりが「ブロック」と呼ばれている


です。


勘のいい方は、
「ブロック」ごとに報酬が発生している
という事までお分かり頂いたかと思いますが、
その話はとりあえず置いておきましょう〜



今回は、
 送金ごとに承認作業が行われるのではなく、
 10分間に起きた送金を全部一括で承認している
ということ、


そして、その一括の承認をする
送金のまとまりの事を「ブロック」
読んでいる事を覚えてください!


ということで、


次回もまた
一歩ずつ前に踏み出していきましょう^^

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